背負いびとの宿命。

一升餅とかいう風習がありますよね。
ワタシが無事に一歳を迎えたときにも行われたそうなんですが、ガッツリ蒸して2kgぐらいになった餅をこともなく担いでご機嫌にどすどすと走り回っていたそうです。
担げれば身を立てることができる、担げなければ親元に長く居る、と言われているようですが、ちっとも身を立てていないばかりか四十路になっても親元にパラサイト中です。全然当たってねえな。

そんなワケで子どもの頃から背負うのが好きで、餅だけじゃなくリュックやナップザックを背負い続けて生きてきたのです。
以前ばあちゃんが「Yuki*ちゃんは子どもの頃ずーっとリュック背負ってたもんね」とか言ったら、ママンがイヤそうに「今も背負ってるわよ」とか言ってたっけな…。
リュックで通勤してるし、遊びに行くときも9割方リュック。
頭の悪さを象徴するかのようにクッソ重い荷物を持ち歩いているので(以前計ったときは12kgだった)、両肩でしっかり支えないと身体のバランスがイマイチよろしくないんですよねー。
そんな荷物を背負いながら平日はウキウキと45分くらい歩いているので、友人に言わせると毎日が修行中らしいんですが、本人はまったく苦と思っていないのでした。

ただ、確実にダメージを受けているものがあるんですよね…。




暑がりなワタクシは、周囲の人が何かしら羽織る季節になってもTシャツでウロウロしたくて仕方がなかったりするんですが、悪目立ちもしたくないので半袖のカーディガンをよく羽織ります。
ここ何年か使っているお気に入りのリネンの半袖カーディガンがあるんですが、

(あ、ポケットひっくり返ってる)(まあいいや)

穴があきました。
リュックの肩紐が当たる部分が薄くなってきていることには気付いていたんですが、ふと見ると穴があいてしまっていました。

カーディガンだけじゃなく、

お気に入りのリネンコートにも…

同じ場所に穴があいてしまったんですよね…。

繕って着ようかとも思ったんですが、カーディガンにしろコートにしろ、肩紐が当たる部分の生地が全体的に薄くなってきているので、穴があいた部分だけを補強しても他にまた穴があくだけかなーと思って、悲しいけれどお別れしようと思います。(洗って布にして再利用するんだけどね)(断捨離と縁のない女)
しかし、同じようなカーディガンやコートを探してもなかなか見つからないんですよね。
惜しい服を亡くしたぜ…。

リュックの荷物は左右偏りなく入れてるつもりなんだけど、左側にばかり穴があくのはワタシの歩き方とか背負い方が偏ってるからなのかなあ。
ちょっと気をつけてみよう。
しかし今年の秋は何を着ればいいのやら…。

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