パレードに行ってきた。

ワタシの職場はなかなかに高齢化の進んだ業界でして、いまだに複写式の手書きの請求書がガンガン届くというのに、一方で電子請求の波も押し寄せてきているワケですよ。否応なく。
これまでは日本郵便さんに一任(…)していた請求業務が、A社はBtoB、B社はecoDeliver、C社はBillOneで、D社は独自の請求システム…とかもうクッソ面倒でねえ…。
販売システムに請求方法も組み込んで自動的に振り分けてくれる機能もあるっぽいんですが、いかんせん猜疑心が強いので信用しきれない。
結局1件1件確認しながら異なる電子請求システムに都度都度データをアップロードしてるんですが、絶対FAXの方が速いね。FAXで送るからソレPCに取り込んでくれればいいじゃないって思っちゃう。
面倒な時代になったもんだ。おばちゃん、文明に追いつけないよ。


そんな文明に取り残されたおばちゃんがまだ少女(…)だった頃から、気づけば35年ずっとなんとなく好きっつー人たちを愛でに久々の遠征に繰り出してきました。
激しく燃え上がるでもなくただ淡々とずーーーっと好き。テンション低いけどずーーーっと好き。
35年ともなるともはや人生の半分以上を当たり前のように(一方的に)一緒に過ごしてきたような不思議な感じ。
これからも多分きっと好き。

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『浅野武彦の木版画の世界』

とあるど平日、会社を出るときにスマホを確認したところ、ママンからメールが。
なんでも、『札幌駅ビルの観光案内コーナー脇のカフェスペースに帽子を忘れてきた。娘が行く旨連絡してあるから帰りにとってきてくれ』とな。
なぜワタシの都合を確認するより前にワタシが取りに行く手はずになってるんだとか、そもそもそんなカフェスペースの存在を知らないとか、言いたいことはいろいろあったが、とりあえず行ってみた。
ママンの言うカフェスペースかどうかわからないながら、レジのお姉ちゃんに帽子の忘れ物を問い合わせ、「こちらで間違いありませんか?」と見せられた何の特徴もないどこにでもありそうなグレーの帽子は、見たことあるようなないような…。(ママンの持ち物にまったく興味がない)
違ってたら返せばいいやと受け取って帰る途中、観光案内スペースで出会ったんですよ、そのポスターに。

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