ふくしゅうをする。

散髪してきました。
健康診断前に髪の毛分だけでも軽量化を図ってみようかというせこい試みです。
いつも同じ指定をしているつもりなんですが、毎回仕上がりが違う。
こだわりはないから別にいいんだけど、今現在ワタシはどんぐりみたいな頭になっています。


子どもの頃から向上心がまるでないので、必要のない勉強はしない怠け者です。
しかしながらさすがに何のアップデートもなく20年以上を過ごしているのもいかがなものかと思い、本を買ってみました。
ふくしゅうのために。




こぎん本がメインだったんですが、ちょっとお勉強をやり直してみようと思って心理学本と英語本もついでに買ってみました。
そもそも日本人とすらコミュニケーションをとりたいと思っていないワタシですので日本語を喋らない人とコミュニケーションをとろうなんて思ったこともないんですが、なかなか翻訳されない英語本の原書に手を出したりはするワケで、地の文はともかく台詞がちょっとニュアンス違うか? みたいなことがけっこう多いので、基本的な話し言葉がわかりそうな感じの本を選んでみました。平台から。
10年に1度くらいの頻度で英語本を買ってる気がするんですが、ワタシの英語力は大学受験をピークにロングラン下降中ですけどね。

そして、その近くに積んであった心理学本も。
すっかり遠い記憶の彼方ですが、ワタクシ若かりし頃、大学では心理学を専攻していたのです。
心理学とはまったく何の関わりもない仕事をしていますが、心理学自体よりもそれに関わるものの考え方捉え方みたいなものや、心理学実験で身についた技術みたいなもんが今の仕事にもけっこう役に立っているような気がします。
つまるところ、心理学の理論とか実践とはまるで無縁に生きてきたってことですが。
この本はものすごーくライトな心理学読本というか、何なら心理学に関する雑学集みたいな本なんですが、そのぶんタイトルや文章をきっかけに大学時代の授業の記憶がよみがえってきて、なかなか面白いです。
心理学を復習したところで特に生かすこともないんですが。(心理学はできるだけたくさんの人を騙そうと目論む人にとって一番役に立ちそうな気がしている)
パラパラと読んでみて、やっぱり認知心理学の章が一番面白いなあって思ったので、入りやすいって理由だけで選んだ認知心理学のゼミだったけど、結果オーライだな、と満足したのでした。
つくづく適当な人間である。

こぎん本はもうね、たいへんステキなんですよ。
先日買った刺し子本とともに、たいへんお気に入りなのです。
もしワタシに老後があるならば、溜め込んだ布に刺し子とこぎんをして過ごしたいなあ。
老眼ってもんがどんなもんかにもよるが。

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2 thoughts on “ふくしゅうをする。

  1. 英語で小説を読んでいるのですか? うわぁ~、尊敬します。
    ここ数年、手芸関係の英語(ネットショップの説明文とか、パターン集の説明とか)すらも 読むのが億劫で 日本で売っていないかな?なんて考えてばかります・・・

    ローガンはですね~、細かい目を数えようとすると 目がチラチラします。←たぶん、ローガンのせい。
    こぎん刺しの目数を図案から数えるのとか「んん~」って感じ。
    刺し子は大丈夫です。
    こぎんは早めに刺すことをお勧めします!

    1. いいえ、読んだ気になってるだけです。
      初巻だけ翻訳されてて、続刊が何年も翻訳されないシリーズがあって、翻訳される気配もないから原書に手を出してみたんですけど、こんな感じだろう! で読んでるので、実際とは全然違う物語になってるかもしれないです。著しく足りない英語力を妄想で補った結果8割方妄想みたいな惨状ですトホホ…。
      早く翻訳してくれー。
      ちなみに手芸関係の洋書は、完全に眺めるためだけのものと化しています。写真集だと思って読んでます。

      なんか、手元と目元の間に設置する手芸用虫眼鏡みたいなのあるじゃないですか、あんなんふたつ揃えて、図案と手元に備えても無理ですかね?
      そしてワタシ、一目刺しは同じ穴にぶっこみたいタイプなので、老眼になったら一目刺しは無理なのかなと心配になってきました。
      夢も希望もないじゃないか、老眼。

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