ウルトラ怪獣的な。

ワタクシ、パッと見ストレートだけど実際は天パのくせ毛といううっとおしい髪質なので、髪が伸びると結構面倒なことになります。加えて身だしなみに関してすこぶる不器用かつ無関心なもんで、伸びた髪の毛先を整えるという作業がまともにできた試しがない(そして天パとくせ毛がなかなかの強情)。自分で散髪できるものならしたいけれど、前髪すら見事にパッツンにしか切れないもんで、何か月かおきにプロにお願いしています。

…ってなワケで、先週末久々に散髪に行ってきたのです。
このご時世だから頻繁に散髪に行くのもいかがなものかと思い、いつもよりバッサリといってもらったんですが、常日頃の大雑把すぎる物言いのせいか思った以上にバッサリいかれまして、現在のワタシの頭は四十路にあるまじきソリッドワカメちゃんです。
そしてここにきて妙に肌寒い日が続いているので、刈り込みすぎた頭がとっても寒い。
仕方がないので急遽帽子を見繕いに帽子屋さんに行き、いろいろ試した挙句に少し太めのコットンで編まれたベレー帽を買いました。
ベレー帽にもいろいろあって、やたらとボリュームあるのもあれば、乗っけるだけしかできそうにない薄いのもあって、どうかぶればいいのかよくわからなくて店員さんに聞いたりしながら選んだんですが、会計済ませて商品を渡されるときに『いろいろ練習して試してみればかぶり方にも慣れると思いますよ』と声をかけられました。
本人はいい感じにかぶれたつもりだったが、店員さん目線では試着に失敗していたらしい。すっかりかぶり方迷子です。帽子は難しいな。
しかしワタシにとって帽子とはオサレアイテムではなく防寒具や日除け具なので、かぶり方おかしくても寒さがしのげたり日除けになってりゃそれでいい。それでいいんだ。(どうか悪目立ちしていませんように)


プリーツマスクにポケットをつけて作るようになったので、その勢いで立体マスクにもポケットつけてみようかと、プリーツマスク量産のついでに試作などしておりました。

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恩寵マスクによせて。

先日、近所のおばさまから、とある高級生食パン専門店の食パンのお裾分けをいただきました。
何やら原料にこだわってるらしいんだが、原材料表記を見ると『砂糖』の並び位置がそこらへんの食パンとはちょっと違うような気が。すごく甘いのか?

…とか思いながら食べてみました。
まずは焼かずに生のままでとかおススメされていたんでちぎって食べてみたところ、うん確かにコリャ生食パンだね。ちゃんと焼きあがってるはずなのに生焼け感がすごい。そしてやはり甘い。薄味の菓子パンをデコったり具材入れたりせずそのまま焼いてる途中で窯出ししたみたいな生地。
その後、バター塗ってトーストしてもみたんですが、うん確かにコリャ生食パンだね!(2回目)
生で食べたときもそうだったんだけど、焼いて食べてもドライイーストの存在感がすごい。そして不自然な甘さがすべての食感を凌駕している。有塩バター塗ってるのにパンの甘さの方がぐいぐい主張してくる。これはもう食パンの形状をした作りかけの菓子パンですね。

何やら罵詈雑言めいてる食レポもどきになっちまいましたが、ワタシのような貧乏舌にはわからない美味しさだっただけで、普通の人にとっては美味しいパンなんだろうとは思います。並んでまで買ってる人がたくさんいらっしゃるわけだし。
ただ、ワタシの貧乏舌にはちょっと合わなかったようです。
本仕込とか絹艶とか近所のパン屋さんの6枚切130円の食パンでいいや。
絹艶といえば、先日買い物に出かけたときにママンから「絹さや買ってきて」ってメールもらって嫌々きぬさや買って帰ったら(さやえんどう嫌い)、『きぬさや』じゃなくて『きぬつや』だったというママンもワタシもガッカリな出来事があったっけね…。



政府が布マスクを2枚送って寄越すということはとどのつまり、マスク売り場に不織布マスクがフツーに並ぶ日はかなり遠いと察したのでしょう、早朝からのマスク行列が益々長くなっている今日この頃。北海道の朝はまだ肌寒いってのにご苦労様なことです。
しかしそれも今日までかもしれないが。
近所のドラッグストアの入口に、マスクの品出しは不定期に行うが朝一番には行わぬ! マスクに関する問い合わせにも応じぬ! という堂々の宣言が貼り出されていたからな。
国がわざわざウン百億かけて布マスク送って寄越す意味を考えたら、雨の降る肌寒い朝っぱらから身体縮こまらせて行列に並んで免疫力削るより、使い捨てのマスクは諦めて自分で作った方が確実だと思うんだけどなあ。

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ジアのお洋服的な。

新学期ですね。
先週までそれなりに空間に余裕があったJRや地下鉄の車内が一気に激混みです。
まだ休校のところも多いみたいですが、とりあえず北海道では学校がはじまったみたいです。


口元も押さえずに平気でゴホゴホやってるワリにはマスクやアルコールを欲するウチの社長の差配により、職場に次亜塩素酸水20㎏の大箱が届きました。
そのままでは使えないので小分けのボトルが必要なんですが、スプレーボトルなんてどこに売ってるんだよっていう現状ゆえに、しばらくは社員が手持ちの使用済みボトルに詰め替えて自宅に持ち帰るための福利厚生専用になっていました。

しかしこのほど、本当に届くのか半信半疑でポチったシャワーボトルが忘れた頃に届きました。アルコール入れても大丈夫な容器らしいんですが、遮光性はなさそうなので、次亜塩素酸水入れるなら日除けが必要だなーと思って、カバーを作ってみました。

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新生活に便乗してみた。

まったく自粛などしていないが、自粛している人より外出していない気がするYuki*ですコンバンハ。
どうやらワタシの生活は常日頃から自粛モードだったようです。休日は玄関のドアノブを触ることすら稀だぜ。

さて、世の中は新しい生活の始まる4月を迎えていますが、ワタシ自身の生活は何ら変わらず通常運転が自粛モードなままだし、経理ではあるが3月決算ではないので平常業務というかむしろコロナのおかげでちょっと暇、ってな具合でちっとも新生活など迎えていません。
つか、社会人になったら失業とか転勤とか転職でもしない限り、新生活感など得られないのかもしれないな…。

そんなアタクシですが、新生活に向けて希望満ちあふれた売り場を前に、自分も便乗して新生活感のおこぼれを頂戴しようと思い、お弁当箱を新調してみました。
…おそらく8年ぶりに(!)。

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黒糸に導かれて。

オリンピックが延期になったついでにマラソンも引き取っていただけないものかと願っていたが、どうもそうすんなりとはいかなそうな気配ですね。いらないんだけどな。
…冬季五輪はもっといらないんだけどな!

地下歩行空間ではけっこう前からアレンジされた虹と雪のバラードがかかっていたんだが、気づけばいつの間にかオーロラタウンにまで頻繁にかかるようになっていて、原曲はいい曲だと思ってるし好きなんだけど、アレンジバージョンは聴くたびにイラッとしてしまう。
こんなもん聴かされたところでもともと賛成してない人たちの間に招致の機運なんて鼻クソほどにも高まるわけがなく、むしろいや増す嫌悪感。押しつけがましいんだよ。

もちろんオリンピックを楽しみにしてる方がたくさんいらっしゃることは存じております。ワタシはいらないっていう個人的意見です。

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非常用マスク。

コロナ騒ぎでワタシがちょっとびっくりしているのは、世の人々は老若男女ジムだのジョギングだのと精力的に運動なさっているのねってことです。
なんせワタクシぐうたらなもので、目的もないのに走ったり(走ること自体を目的にするなど思いもよらない)、お金を払ってまで運動したりなんて絶対したくないんですよ。そしてそれが普通だと思い込んでいたんですよ。(思い込みが激しいタイプです)
習慣的にジョギングしたりせっせとジムに通うなんてのは、芸能人か小説やマンガの中の浮世離れした(田舎者だからそう思うだけで大都会にはゴロゴロ実在しているのかもしれないが)イケメンハイパーエリートビジネスマンくらいのもんだと思っていたんですよ。

でもそれじゃあ辺鄙な住宅街にまでジムが乱立している説明がつかないもんな…。
そうか、人は自らすすんで運動をするのね…そうか…そうなのか…。

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マスク量産。

花粉症な妹Bが、マスクがない、自分で作ろうと思ってもゴムも売ってない、ってママンに嘆いた結果、何故かワタシがマスクを作ることになりました。
いやいやゴム代わりのウーリースピンテープでよければやるから自分で作れよと言いたいところですが、言ったら言ったでまた面倒なことになるので作りましたよ。もっさりと。

しかしなんでこんな粗末な布マスクを欲するのかがサッパリわからない。

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残り火でベトナムヤンキー。

ワタクシ四十路にして今もなお、出勤前の時間にゆとりなど持つくらいならその分寝ていたいタイプなので、起床から駅に着くまで(30分ちょい)はそりゃもうバタバタしています。
当然、駅に向かうにも周囲の景色などには目もくれずガツガツ歩いているもんでこれまで気付かなかっただけなのかもしれませんが、先日駅前のドラッグストアの入口付近をふと見ると、開店1時間以上前だというのに既にたくさんの人たちが並んでいました。
開店前から薬局に長蛇の列ができているというニュースは聞いたことがあったんですが、本物を目にしたのははじめてだったのでギョッとしました。
こんな辺鄙な住宅街にもマスクパニックは起こっているのですね。へー。

恐るべきマスクへの渇望。


…とか何とか他人事のように言いながらワタクシも、性懲りもなく再びマスクを作っていたのでした。
マスク作りの炎は鎮火したとか言いつつ、残り火がかすかに燃えていたらしい。

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鎮火。

前回、どうにも収まりの悪い立体マスクを生み出してしまったので、リベンジに燃えるワタシは性懲りもなく型紙をいじりまわして別な種類の謎マスクを生み出していたのでした。

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ヤンキーマスク。

行こうと思っていた美術展が、行く前にコロナのせいで美術館休館になってしまっててもう見られないことに今更気付いた。がーん。(先月末からとっくに休館していた)
ばあちゃん額バックリ事件とか車検とかで先延ばしにしないでさっさと行っておけばよかった。
ここにきてようやくはじめてコロナへの激しい怒りをもよおしたのでした。あーあ、見たかったなあ。
コロナの野郎め…‼

虫刺されとかは、虫も生きてるからなぁとかちょっと思ったりもするけど、インフルエンザとかコロナで、ウイルスも生きてるからとはさすがにならないな。(そうだろうとも)

コロナ騒ぎに乗じて、着けもしないマスクを作ることに燃えているワタシは、今日も今日とておかしなマスクを生み出したのでした。

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