デビュウしました。

春分の日に、友人と市内の神社巡りをしてきました。
友人は神玉?だかを集めているそうで、最後の一社がけっこう外れのどの駅からも距離があるアクセスの難しいところにあって、方向音痴の彼女ひとりではたどり着けるか怪しいということで、方位磁針代わりにワタシが召喚されたのでした。ワタシは彼女の羅針盤。
目的の神社にはきちんと問題なく辿り着きましたよ。羅針盤としての役目は果たした。
この日は、寅の日で一粒万倍日?でナントカカントカの日で、よくわからないけど何やらとってもよき日だったようですよ。この日限定の御朱印とかもあった。
そのせいか、一部の神社ではとんでもない行列ができていました。待ち時間1時間とか。
ワタシは信心がまるでないただの字フェチなので、吉日とか限定御朱印とかあんまり興味がなくてその情熱がよくわからんのですが、みんなコンプ魂震わせてるのかな。
コロナの影響で手水を中止している代わりに、手水舎をあふれんばかりのお花で飾ってある神社が多かったな。
首だけのチューリップで埋まった手水鉢はちょっと怖かった。白いカーネーションとカスミソウを中心とした花手水はお供え感があって、ちょっと悲しい気持ちになった。
花の部分だけがびっしり水に浮いているのは生首みたいでちょっと苦手かな…。
最後に立ち寄った神社で新しく御朱印帳をおろしたんですが、受付のお姉さんと一緒に御朱印帳の上下とどこに書くかをしっかり確認しながら渡したのに、ものの見事に上下逆さに書かれた御朱印帳が戻ってきました。
狛犬さんがすっくと立つ上下対称でも何でもない表紙をめくると、金色に輝く天地逆の御朱印。(一粒万倍日は金文字なんだそうです)
はじめてのことで動揺してしまい、このまま最後まで天地逆で使い続けるべきなのか、次からは表紙と同じ天地で使うべきなのかよくわからず、渡してくれたチュートリアル福田似のお兄さんのところにUターンして戻って、「ああああの…ぎゃ、逆なんですけどどうしたら…」って訴えてしまった。
お兄さんも表紙と御朱印を何度も見返しては「え? あれ? え? あああああ…逆ですねもも申し訳ありません…」って動揺してましたが、正しい上下で書き直してくれるわけではなくこれはこのままで、次からは表紙と同じ上下で書いてもらってくださいとのことでした。
クレームつけたかったわけでも文句言いたかったわけでもなく、ただ動揺してどうしたらいいかわからなかっただけですスミマセン。
多分、この日だけでものすごい数の御朱印を書いていて、夕方ともなれば受付のお姉さんも御朱印書いてくれる人も疲れ果てていたんだろうな。そりゃ間違いもあるだろう。
こうしてワタシの御朱印帳は、2023年で一番の吉日らしき日の特別な御朱印が上下逆さになって鎮座するというレアものではじまったのでありました。
今年はまだ行ったことのない道内の寺社をウロウロしたいな。


ワタクシついに、待ちに待った(?)老眼鏡デビュウを果たしました。




手元が見づらいような気がするなーって程度で見えないワケじゃなかったんだけど、なんとなーく目が疲れるなってのがありまして。
見づらくても頑張って見続けていれば鍛えられて見えるようになるなら頑張ろうかとも思うけどそういうもんじゃなさそうなので、別件でメガネ屋さんに行ったときのノリで、さっさと矯正することにしてしまいました。ノリでウッカリ3万弱。アイタタタ…。
目が疲れると頭も痛くなるし仕事も捗らないからイライラするし更年期だし(?)、そう悪い買い物ではなかったのではないかと思っております。
長い時間をかけて視力検査をし、いろいろなレンズを試して最終的に決めたのが、近近レンズ。
パソコン画面と手元が見えるように調整してもらったレンズですが、実際に使ってみると離れた場所のカレンダーとか掛け時計も問題なく見えるし、頭の位置がわかりゃいいだろとか嘯いていた客の顔もしっかり見分けられちゃって、テキトー来客対応に振り切ることはできなさそうです。
裸眼で選ぶフレームなので安全策をとって、今の眼鏡と似たようなものを選んでみました。
老眼鏡にすることでレンズの値段が高くなるので、せめてフレームは安めのものをと思って今のメガネの2ランクくらい下の値段のフレームを。
つか、ワタシここ3本くらいずっと同じブランドのフレームを選んでるんですが、そのブランドが眼鏡市場から撤退したそうでしてね。
店でもモノでもワタシの好きなものはみんな好きじゃないシリーズにまたも新たな一頁を刻んだわけですよ。
そんなワケでいつものブランドからは選べなかったので、似た感じのフレームをいくつか見せてもらって、その中から一番安いものを選びました。
ロゼっぽいピンクのフレームに、紫がかった半透明の樹脂のつるのものです。
これまで金属かテカテカの樹脂のものばかりだったんですが、今回の樹脂はちょっとサラッとしてて肌触りがすごくいい。そして軽い。
安いけどけっこう気に入っています。

安いからか専用のケースがないようでメガネ屋さんの刻印の入ったケースいろいろのなかから選ばせてもらえました。
これまでは問答無用のセットのケースだったんですが、選べると迷っちゃうね。
黒と赤の組み合わせの丸っこい感じのケースと迷って、これまでのブランドでもらえたケースの色違いっぽい赤いのにしました。
使い慣れた形の方がいろいろと便利だし使いやすいかなと思って。
これまでのメガネは外歩きと車の運転のときに使って、家の中と職場は新しいメガネで過ごすつもりです。
これまで見えないってことはないと思ってたんですが、新しいメガネをかけてみたらやたらとグッキリバッキリよく見えて、見えてたつもりで見えてなかったんだなーと思い知りました。
レンズの上下で種類が違うので、下目使いで見た方が手元は見やすいとか、遠くはレンズの上の方を使わないと見えないとか、ちょっとコツがあるみたい。
馴染むまでちょっと時間がかかりそうだけど、問題なく使えそうな気がします。よかったよかった。
近くを見るためだけのメガネなんてはじめてだから、どこをどれだけ見えれば楽なのかが実際使ってみないとわからなくて、イチかバチかの選択だったんだけど、今んとこ悪くない。

今までのメガネと並べてみたらこんな感じ。

上が遠くを見る用の今までのメガネ。下が今回買った近くを見る用のメガネ。
フレームのお値段は倍近く違うんですが、あまり違いがわからんですな…。

ちなみに、手元の字はかなり見やすくなりましたが、消しハンは相変わらず裸眼が一番彫りやすいです。
これからもハンコは裸眼で彫る。
無駄なあがきで買ったルーペも、まるっきりの無駄にはならなそうです。
加齢とは物入りでありますな。やれやれ。

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