塩ふいて、夏。

本州のメーカーさんや商社さんの盛大なお盆休みに伴い、8日から16日までの間はウチの会社も自社在庫品の出荷・配達しかできないことになりまして、出荷・配達にクソの役にも立たない事務員のワタシにも8日から16日まで盛大なお盆休みをくれたのでした。
連休とはいえ、ナチュラルボーンヒッキーなのでほとんど玄関から出ることすらなくひたすらにのらおとイチャコラしているんですが、一応お盆なので、のらおにお留守番を命じて往復10時間ドライブの墓参りに行ってきました。
気温32℃の予報が出ていたので、のらおにはネッククーラー的なものを巻いていきました。のらおの偉いところは、首輪絶拒猫で首に何か巻こうとすると暴れるくせに、それがネッククーラーやアイスノンだとわかるととたんに大人しくなるところですな。わかってらっしゃる。


ウチのお墓は、母方が小樽、父方が七飯にあります。
小樽は室内の納骨堂ってのもあってか、コロナ厳戒態勢をしいているばあちゃんから来るなと言われたので今年は行かないことにしました。
正直、墓参りとかワリとどうでもいい派なんで(コラ)別にいいんですけど、もう半年くらいばあちゃんに会ってないなあ。コロナ前は月イチくらいで顔出してたんだけどね。元気そうだからいいんだけどさ。
七飯の方は屋外墓地だし、人が多いところでもないから行っておくかという話になりまして、渋滞しなさそうな11日に行ってきました。
ついでにせたなでお気に入りの塩辛を買って帰ろうと、道南大回りしてきたら10時間どころじゃないドライブになりました。噴火湾側と日本海側のアクセスが悪すぎる。

今年も警察があちこちで乱獲してました。
いつものように草むらに潜んでいたり、観光地の信号機のない横断歩道近くで歩行者がいても止まらない車を待ち伏せしたりしてたりしたんですが、潜んだり待ち伏せしたりしに行く途中のパトカーが法定速度で適切な車間を保つ麗しき流れを生み出したりもしていました。
ただパトカー走らせとくだけでみんな安全運転するんだから、潜んだり待ち伏せたりするだけじゃなくて、これでもかってくらいパトカー走らせまくればいいのに。違反する車が減って国庫が潤わないからダメなのか?




お墓と塩辛以外には目もくれず行って帰ってこようと思っていたんですが、お墓の近くの町に住んでいる親戚のおじさんが、寝るときに呼吸器つけなきゃならなくなって精製水が必要なのに地元に全然売ってなくて困っているって話を聞いたんで、札幌で何本か買って持って行くことにしました。
呼吸器つけなきゃならないなんて余程体調が悪いのかと心配してたんですが、超元気で相変わらず失礼な冗談ガハガハ飛ばしてたんでよかったよかった。
しかし、精製水はどこ行っちゃったんですかね。相変わらずアルコール希釈するだのマスクスプレー作るだのに使われてるんですかね。
泊まっていけばと言ってくれたんですが、留守番苦手な猫がいるから日帰りするわ!って早々においとましました。

森駅前でいかめしを調達してから、お墓へGO。
お墓にお供えしたあとお昼ご飯に食べちゃうのがいつもの流れなのです。
知らない間に真空パックいかめしも売られてたみたいです。(ママンだけ降ろして買ってきてもらった)

大沼手前くらいでちょっと車が詰まったけど、渋滞ってほどでもなくワリとスムーズにお墓に到着。
お盆ジャストだと道路も墓地も混んでるんですが、今回はちょっと早めに行ったので道路も墓地も空いてました。あずましい。
お墓キレイにして手を合わせて、滞在時間20分くらいで墓地から撤収。
そのうち5分くらいは、墓地の狭い道路のど真ん中に駐車してたおばちゃんの覚束ない退避と方向転換待ちでしたが。別に方向転換までしなくても寄せてくれればいいだけだったんですが、なぜか拓けたところまでフラフラ移動した挙げ句、どこに向かうのかどこに駐めるのかサッパリ読めない謎の方向転換を繰り返しているのを、ただ眺めているだけの5分でした。
ようやく車が止まったので、脇を抜けてその車の奥に駐車したんですが、再び動き出した車が唸りをあげてウチの車に向かって動き出してたまげたなあ。ガックンと止まった後、バックして元の道路のど真ん中に去って行きましたが。おばちゃん大丈夫かいな。

墓参りミッションをクリアしたあとは、塩辛を買って帰るだけ。
国道5号線から日本海側に向かって走り出したら突然笑っちゃうほどのゲリラ豪雨。ワイパーが最高速度でガシガシ動いてるけど、雨自体がえらい勢いで降ってるので前が見えない。そして3分くらい走ったら、乾いた道路。うーむ。
晴れたり降ったりよくわからん1日でした。しかし一貫して暑かった。
車のエアコンはほとんど使わないんですが、さすがに32℃のどしゃ降りだと使わざるを得ず、車を買い換えてからあんなに長時間エアコンかけてたの初めてかもしれない。(つっても30分くらいだが)
前の車はエアコンかけるとそこはかとない失速感というかヒューンって萎える感じがあったんだけど、今の車ではあまり感じなかったな。

箱館戦争の戦跡だらけの道を1時間くらいひた走って海岸沿いの道に出て、そこからはせたなまで延々海沿いをひた走ったんですが、波が高い!
道路まで波がかぶるほどではなかったんですが、デカい岩がそびえてるところとかは東映っぽいザッパーン感がすごかった。
おかげで、直接波をかぶったワケでもないのにフロントガラスに塩ふいたみたいな汚れが…。
洗車をする習慣のないワタシですが、さすがに帰ったら車を洗おうと心に誓ったのでありました。

とある日の穏やかなサンセット。

今回のあまり穏やかではない海。(ほぼ同じ場所を撮っています)

ここは海水浴場なんですが、今年はコロナの関係で開いていませんでした。
離岸流がすごいから絶対に海に入るなっていう注意書きもありました。
塩辛を買った道の駅の道路はさんだ向かいの海なんですが、来る途中でサイレン鳴らして連なって走ってくるパトカーと救急車とすれ違いました。
海側のおうちの前で「ここ! ここ!」って手を上げてる人がいて、ちょうど呼んだおうちに到着したところを通りすがったので気になっていたんですが、その後もオレンジの制服と救命胴衣のようなものを着けた人が運転する消防車や他のパトカーとすれ違って、まさかこの海に入ったのかと思ったんですが、他にもちょいちょい路駐して海で遊んでる家族を見かけたんで、珍しいことではないのかな。
道の駅で買い物しているときに救急車が市街地の方に向かって行ったんで、誰かが救助されたんだなあとは思ったんですが、帰宅したらニュースになってて、お亡くなりになったようです。
北海道の夏は短いので(昨日からしっかり涼しくなった)気温が上がった日を逃さず海に入りたい気持ちはわからんでもないけど、自然と喧嘩しても勝てないと思うのよ…。

ちなみに道の駅では、ワタシが食べる用とワタシの友人にあげる用とママンが友人にあげる用で計8パックの塩辛をレジに積み上げて、店番のおじさんを驚かせたのでした。
これでしばらくは塩辛に不自由しないぞ。

塩辛を買ったあとは、再び国道5号線に戻って札幌に向かいました。
そのまま海沿いを走ってもいずれ5号線に出るんですが、法定速度で走りたいワタシにはかなりのタイムロスになるので、面倒だけど毎度せたなから5号線に戻ってます。
かなり走ったつもりなのに、戻ってみたらまだ八雲ってのが何ともやるせないんですけどね…。
結局家に着いたのは9時前でした。
のらおは不満げに鳴きわめいて後追いしまくってましたが、元気でした。よかったよかった。



晴れたり雨降ったりの天気だったので、サングラスをかけたりはずしたりしてたんですが、今回はじめて使って思った以上に便利だったのがコレ。

グラスコード。
今まではサングラスはずしたら助手席に置いたりドリンクホルダーに立てたりしてたんですが、胸元にぶら下げておくのが一番楽だと今頃ようやく気付きました。
トイレ休憩のときにサングラスかけたまま車を降りちゃって、薄暗いトイレで気付いてはずした後のこのサングラスどうしてくれよう問題が発生しないのもイイ。
いずれ来る老眼鏡ライフでもコレ使ったらストレスが若干減るんじゃなかろうかと、ちょっと気になるグラスコードをポチっておきました。(気が早い)

ところで、グラスコードってどこにつけるのが正解なんでしょうかね?
画像検索したら、つるの先っちょにつけてる人もいれば、かなりレンズ側につけてる人もいるんだけど。どっちが楽なのかな。今度試してみよう。

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2 thoughts on “塩ふいて、夏。

  1. グラスコードってレンズ近くに付けると、なんかチラチラするような気がするし、あまりツルの先に付けると外れちゃったりするし、場所によっては耳にかけるときに邪魔?ってなりますよね。
    私はあまり使わないのですが、使うときはちょうどお写真の所あたりに付けます。

    私も墓参りはどうでもいい派です(笑)
    以前、どこかで「お墓=PC、仏壇=タブレット」と読んで、妙に納得しました。
    毎日仏壇にお線香をあげているからいいか~ってな感じです。
    ちなみに、迎え火とか送り火とか省略派です。オイオイ

    1. グラスコードは視界に入って欲しくないんだけど、前側につけたほうがアクセサリーっぽくてカワイイのかなとか思いつつ、結局のところ着け外しが楽で「メガネメガネ…」ってならなきゃいいんですよね。
      先っちょ側装着仲間がいて心強いので、このままで使おうと思います。

      仏壇に手を合わせるのは年に数回でスミマセン…。
      迎え火とか送り火なんて生まれてこの方やったことがなくてスミマセン…。
      さすがに仏壇はママンが毎日手を合わせてますが、迎え火送り火に関しては、ウチの親戚、父方も母方もどこのお家でもやってるの見たことないです。
      ウチの親戚だけなのか、北海道の傾向なのかはわからないんですが、小説で読んだことがあるくらいで、実際に行われているのを見たことがない。
      たいていのお家では基本的にに行われるものなんでしょうかね…?

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